諏訪大社結婚式の前に知っておきたい②:玉串奉奠(たまぐしほうてん)
2024.3.2 Sat 18:09
諏訪大社での結婚式の前に知っておきたい内容をまとめてみました。
今回の内容は『玉串奉奠(たまぐしほうてん)』についてです。
1, 玉串奉奠とは
榊(さかき)には「栄(さか)える木」や「繁(さか)える木」=「サカキ」、神の世界と人間の世界の「堺にある木」=「サカキ」など、その名前には様々な由来があるとされています。
光沢ある美しい葉をもち、一年中きれいになのが特徴です。 日本では昔から植物に神が宿るという考えがあります。
特に尖った枝先には神様が降りてくるとして、神事には常緑植物が使われてきました。
本来「榊(サカキ)」という呼び名は神事で使われる常緑樹全般のことをさし、特定の植物の呼び名ではありませんでした。
しかし美しい形と色から、今一般的に使われているモッコク科サカキ属の枝が相応しいとして、それを「サカキ」と呼ぶようになったのです。
奉奠(ほうてん)
物をつつしんで供えることを意味します。神のよりしろである玉串を捧げることから、奉奠(ほうてん)という言葉が使われ、「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」と言われるのです。
2, 玉串奉奠を行う人
① 新郎新婦
② 親族の代表
最初に新郎新婦二人がそれぞれ玉串をもって同時にお供えをし、その後親族の代表がお供えを行うという流れとなっております。
3, 玉串奉奠のやり方と流れ
(1)神職から玉串を受け取る
(2)神前へ進む
(3)玉串を供える ※玉串の根元が神前に向くようお供えして頂きます。
(4)「二礼二拍一礼」をして終わる
最後に、玉串奉奠の開始のタイミングや作法についてはアナウンスがあるためご安心頂けます。
また、ご不安な場合はYouTubeで『玉串奉奠』で検索すると沢山出てくるようです。
例えば、動画を見ながら挙式前にご夫婦で練習してみるのもいいかも知れません。
素敵な結婚式になるよう心からお祈り致します。